学校長あいさつ

 竹富町立黒島小中学校は,明治26年(1893年)に開校した小学校と,昭和24年(1949年)に開校した中学校が併設された,創立132年(中学校76年)の歴史と伝統を誇る学校です。

 島の中心に位置し,どの集落からもアクセスしやすい本校は,豊かな自然に囲まれた学び舎です。令和7年度は,小学生16名,中学生8名,教職員17名の「チーム黒島校」として,新たなスタートを切りました。

 本校の校訓は,「肝ぴしち 色ぴしち(きむぴしち いるぴしち)」。島に受け継がれるこの言葉には,「心を一つに 力を合わせれば 夢は叶う」という,先人たちの熱い想いが込められています。この校訓を胸に,児童・生徒たちが互いに高め合い,支え合いながら成長できる,温かい学校づくりを目指します。

 また,「挨拶いっぱい,読書いっぱい,花いっぱい」を本校のスローガンとして掲げ,豊かな心を育み,児童生徒ひとりひとりが輝ける学校づくりを進めていきます。

 黒潮の恵み豊かな黒島で育つ子どもたちは,まさに島の宝「黒潮っ子」です。子どもたちが「安心して通える学校」「挑戦できる学校」,そして「保護者・地域から信頼される学校」の魅力あふれる学校づくりに全職員で力を尽くします。

 子どもたちが,黒島校での学びを通して充実感を持ち,島への愛着と誇りを胸に,未来に向かって羽ばたけるよう,全力でサポートして参ります。

令和7年4月 竹富町立黒島小中学校 校長 亀川 善朝