日誌

2024年1月の記事一覧

稲の種まきをしました

西表島は稲作が盛んで、学校の周囲にもたくさんの田んぼがあり、のどかな風景が広がっています。また、日本一早い田植えの準備に余念がない農家のみなさんの姿を見ることができます。

私たち西表小中学校でも、三大体験学習の中で「稲作体験学習」に取り組んでいますが、2月の田植えに向けて地域の方々のご協力のもと、苗床作りをスタートさせました。

1月11日には「浸種(しんしゅ)」と呼ばれる作業をしました。種を海水に浸して、沈む種が丈夫な種なんだそうです。また海水に浸すことにより、選別だけではなく消毒の意味もあるそうです。

 

1月18日には「播種(はしゅ)」をしました。種まきのことを播種といいます。

育苗箱に土を平らに入れ、種をまいていく一連の作業は、地域の方のご厚意により播種機を使いました。自動で土入れから種まきまで行ってくれるすぐれものです。子どもたちも興味津々で機械の動きを眺めたり、完成した育苗箱を運んだりして貴重な体験をすることができました。

今回種まきをしたのは、黒紫米、もち米、台湾の品種「台光」の3種類。種まき終了後、全員で島の古謡「稲が種アヨー」を唄い、稲の生長を願いました。来月にはいよいよ田植え体験をします。

0