大原中学校の文化祭にて、今年度の海洋教育の取り組みを発表し、保護者や地域へ情報発信を行いました。
3年生がスライド作成と発表を担い、4月のオリエンテーションから各学年の自然体験活動までの取り組みを報告しました。
自分たちの取り組みを地域に発信することができました。次年度は更に発信方法を工夫して今年度以上の多くの人たちに
西表の自然の素晴らしさや課題を知ってもらいたいと思います。
大原中学校の文化祭にて、今年度の海洋教育の取り組みを発表し、保護者や地域へ情報発信を行いました。
3年生がスライド作成と発表を担い、4月のオリエンテーションから各学年の自然体験活動までの取り組みを報告しました。
自分たちの取り組みを地域に発信することができました。次年度は更に発信方法を工夫して今年度以上の多くの人たちに
西表の自然の素晴らしさや課題を知ってもらいたいと思います。
11月14日に仲間崎にてビーチクリーンを行いました。
毎年生徒会が中心となって行う清掃活動ですが、例年と違うところは、
ビーチクリーンピックと題して、「どんなゴミが多いのか」「分解しやすい・しにくいゴミは何だろう」ということを事前に話し合って予想し、当日各班の予想が正しいかを検証しながら活動を行いました。
また、以前海洋教育でお世話になったGODACさんのアプリ「ピリカ」を使って情報共有を行いました。
これまでの自然体験活動から、西表の海の素晴らしさとゴミの多さについて学んできた生徒たちなので、今回のビーチクリーンもみんな一生懸命にゴミを拾い続けていました。
今年度も、結いの海科で環境保全について考え、行動することができました。
10月5日に、自然体験活動として2年生がシイラ川にてSUPを行いました。
小学生の頃に経験したことがある生徒がほとんどで、
最初のレクチャーを済ませると、すんなりボードに立って安定して漕ぐことができました。
上流に向かう道中は、川の穏やかな流れと渡り鳥の鳴き声、周囲の生い茂ったマングローブに心を癒やされました。
折り返し地点での休憩ではみんなで川に飛び込んだり、水の掛け合いをして楽しみました。
手にヒメトンボが止まったり、オヒルギの種を発見したりと動植物にふれ合いながら、自然を満喫することができました。
上流では確認できませんでしたが、戻ってくる際、下流付近でブイやお菓子の包み紙などのゴミを見つけた生徒もいました。
2年生も、今回の体験で豊かな自然のすぐ側にゴミが落ちているという現状を自分の目で実際に確認しました。
今後の環境保全について考える上で非常に為になる経験をしました。
9月28日には、自然体験活動として1年生のシュノーケリング体験がありました。
今年は西部の星砂の浜にて、ビーチエントリー(砂浜から入水)しました。
初めてシュノーケリングを行う生徒が多くて、最初はおっかなびっくりだったのですが、
慣れてくるととても楽しく泳ぐことができました。
星砂の浜は浅瀬でも大きな魚や色とりどりの小さな魚、形の様々なサンゴを見ることができました。
西表の海の綺麗な部分を感じ取ることができた反面、浮遊ゴミも短い時間でいくつか発見しました。
生徒それぞれが西表の自然の現状を理解し、どう守っていくかを考える良い体験となりました。
7月7日(金)に波照間中学校が来校し、交流授業を行いました。
まずは打ち解けるためにレクを行い、緊張がほぐれたところで、各学校の海洋教育の紹介を行いました。
本校は3年生が自分たちの体験したダイビングと筏下りについてスライドを作成し、発表を行いました。
波照間中学校の発表では、自分たちの取り組みをインスタグラムを使って情報発信をしているという話をしており、近隣の中学校であっても活動の違いがあってとても勉強になりました。
今回の交流授業は、他校の友だちができ、今後の結いの海科の活動の参考になる良い機会となりました。
仲間川筏下りを終えて、学校で事後学習を行いました。
事前学習から本番当日までの間に、生徒が疑問に思ったことをあげてもらい、その答え合わせを行いました。
異学年集団で班を作り、話し合いながら、事前学習で出た100以上の疑問をみんなで解決していくことができました。筏下りを経験したことで、仲間川の豊かな自然に触れ、『西表の貴重な自然を守りたい。大切にしていきたい』という自然環境を守る気持ちが更に大きくなりました。
6月17日(土)についに大原中学校三大行事「仲間川筏下り」の本番を迎えました。
各学年工夫を凝らした筏を協力しながら櫂をこいで、約5時間かけてゴールすることができました。浅瀬で筏が座礁したときには川に入ってみんなで筏を押したり、長時間ずっとこぐのは大変でしたが、筏の上で焼き肉を食べたり、樹齢400年のサキシマスオウノキを見学したりと、楽しく貴重な時間を過ごすことができました。
本番当日も、上流まで送り届けてくれたり、緊急用のボートの出動やぜんざいの準備まで、数多くの地域の方々や保護者の協力がありました。ありがとうございました。
筏下りの前日に、林野庁の方をお招きして仲間川の動植物について講話をしていただきました。
マングローブは数種類存在し、その中の5種類を仲間川が確認することができるということを知りました。
養護教諭の新城先生からは、筏下り中に「もしも」のことがあった場合の対処方法や簡易トイレの使い方について説明がありました。
その後、西表野生生物保護センターを訪れました。館外では、負傷したイリオモテヤマネコやカンムリワシなどを治療・保護する部屋やケージ等、普段見ることができないような場所を見学することができました。館内では、国立公園としての西表島についてのお話や様々な展示物から、西表島の山・川・海の動植物について知ることができました。
本番を前に、仲間川に生息する生き物について学ぶ良い機会となりました。
三大行事当日にむけて、総合の時間に筏作成を行いました。
筏作成係と学級旗作成係に分担して、それぞれ協力して取り組んでいきました。
木材同士を組み合わせてビスを打ち込み、事前に習ったロープワークを駆使して浮きと筏を結びつけました。
3年生は一度完成しましたが、結びが緩いことが発覚して再度結び直し。一度川に浮かせてみて不具合が無いかの確認を行いました。
全学年の筏が完成した後に、進水式を行い、PTA会長・校長・生徒会長を先頭に、安全祈願を行いました。
平日お昼時の忙しい時間帯から手伝いに駆けつけていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
5月26日(金)に、大原中学校三大行事「仲間川筏下り」に向けて、筏作成に必要なロープワークの講習を行いました。講師として金田さんはじめ保護者の方々をお招きし、実践で使用する「もやい結び」「バタフライノット」を教えていただきました。結び方のレクチャーでは互いに教え合いながら結び方はある程度身に付けることができましたが、実際に木材と浮きを固定するとなると力も必要となり、とても難しかったです。無事にゴールするには、安定した筏を作る必要があります。作成の時のために一生懸命習得を目指しました。
6月6日(火)に3学年の体験ダイビングがありました。西表のダイビング組合の方々のご協力で、西部の網取にてダイビングを行いました。天候にも恵まれ、透き通るような綺麗な青い海を前にすると、はじめは怖がって緊張していた生徒たちも、最終的にはウェットスーツのまま船から飛び込んだりみんなで水中で写真を撮ったりして海を満喫することができました。水中ではサンゴや綺麗な魚も見ることができ、貴重で素晴らしい自然環境が身近にあることも実感できました。この美しい自然を守っていくために何ができるのか。みんなで考えていきます。