日誌

心肺蘇生法講習会

心肺蘇生法講習会

10月28日(金)に日本救急システム株式会社(JENS)沖縄支部の救命救急士の長谷川汐里さん、佐藤作美さん、門脇礁汰さんをお招きして「心肺蘇生法講習会」を行いました。何らかの原因で心停止
状態(心臓から全身に十分な血液が届かない状態)や心室細動(心臓が通常の動きでなく細かく動いている状態)の人を発見したら、胸骨圧迫を行うことを学びました。ポイントとして、両方の掌を交互に組み重ねた両手で①強く(深さ5㎝)②速く(1分間に100回~)③押したら元の位置に戻す④絶え間なく(交代しながら続ける)ということでした。演習では「倒れている人を発見」すると①身の回りの安全確認②声をかけ、反応確認③応援要請(・AEDを持ってくる人、・119番に連絡する人、・手伝う人を探す人)④胸骨圧迫⑤AED操作の順で役割分担しながら行いました。心停止状態(心臓から全身に十分な血液が届かない状態)で救急搬送される人数は1年間で125,928人いるようで1日に換算すると約340人が全国の何処かで搬送されているということです。ですから、何時、何処で心停止状態の方に遭遇するか分かりません。もしも、心停止状態の方に出くわしたら今日の講習会で学んだ知識や技能を迷わずに発揮してほしいと思います。後半は、数日後に迫った古見岳登山で起きやすい熱中症や怪我の予防と対応について学びました。質疑応答では多くの生徒から質問が飛び交い、関心の高さを垣間見ることができました。救命救急士の長谷川さん、佐藤さん、門脇さん実践的な講習会ありがとうございました!