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薬物乱用防止教室

薬物乱用防止教室

10月5日(水)の2校時に、学校薬剤師の笠原大吾先生を講師に「薬物乱用防止教室」を開催しました。身近にあるクスリについて正しく理解するとともに「自分の健康は自分で守る」という意識を高めより良い生活行動ができることをねらいとし講話していただきました。自己の健康管理のキーワードとして「セルフメディケーション」という言葉を紹介していただきました。それは、
適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠・休息を心がけ、体調管理(体温・体重・血圧等の測定、健康診断受診等)を継続するなど、日頃から健康を意識することです。また、健康の維持、生活習慣病等の予防や改善・重症化予防、ひいては健康寿命の延伸を目指すこととなり結果的に、医療費の節約につながります。軽度な身体の不調を手当するためには、市販薬を使用したり、症状の改善が思わしくない場合には医療機関等を受診したり、適宜判断しましょうとのことでした。クスリを服用するときのポイントして、①効能・効果⇒ご自身が必要としているものか。②用法・用量⇒ご自身の生活環境などにあっているか。③成分・分量⇒1回量は何錠(カプセル)なのか、以前に使用して副作用などの症状が起こった成分が入っていないかなどを確認する。等々、薬剤師という専門的な立場から貴重なお話しがありました。後半は薬剤を使った実験を行い、鉄剤を水とお茶で混ぜたときの反応や錠剤を飲むときに水分量が足りないと目的地まで到達しないことなどを学びました。最後に生徒代表のお礼を上條紘人くんが行い「今日は、クスリの飲み方や作用等、薬剤師の専門的な立場から色々なことを学びました。自分の健康は自分で守ることができるよう意識していきたい」とあいさつしました。