海洋教育「出前講座」
海洋教育「出前講座」
「サンゴの海と海洋教育について~あなたにできることは何ですか~」をテーマに6月22日(水)に出前講座を行いました。前半の講師は、環境省国際珊瑚研究・モニタリングセンターの大嶽若緒さんに「サンゴに関する基礎知識」についてクイズ形式で分かりやすく説明して頂きました。日本国内でも有数の石西珊瑚群(石垣島と西表島間に広がる珊瑚群)には世界で800種類のサンゴのうち、360種類が生息し豊かな海を形成しているとのことでしたが、最近の調査では温暖化や海洋汚染の影響でサンゴが死滅するなど減少傾向にあるとのことでした。後半の講義では一般財団法人西表財団事務局長の徳岡晴美さんに「ビーチクリーン活動」の経験談を通して、自分たちにできることは何だろうか?というお題で考える時間となりました。会場の生徒からは、①サンゴに関する事、②ビーチクリーン活動で拾ったゴミ処理、③マイクロプラスチックに関連する質問が合計で7項目出ました。大原中の生徒の「海洋教育」に関する意識の高さを感じました。講師をして頂きました関係者の皆様、ありがとうございました。終了後は、大原中の生徒が「海洋教育」で学んだ学習の足跡を展示した部屋に案内しました。西表財団の郡由起子さんを含め3名とも感心しておりました。