雅楽師 東儀秀樹さん講演会 10月22日
雅楽師の東儀秀樹さんが本校をご訪問くださいました。10月23日に行われる石垣市民会館でのコンサートを前に日程を調整くださり、本校へのご来校が実現。東儀さんのご厚意で40名程の保護者や地域の方にもトークと演奏を楽しんでいただいました。
講演会では、日本の重要無形文化財でありユネスコの無形文化遺産にも登録されている1400年以上の伝統がある雅楽に使われる笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)のご紹介とともに演奏をしてくださいました。披露してくださった曲は、「涙そうそう」「炎」「プリテンダー」の3曲。会場全体が美しく豊かな音色に包まれました。東儀さんは、「失敗してもいいから、やりたいと思ったことはどんなことを言われようと、やってほしい。心を込めた失敗だから後悔はしない。私は小さい頃から目標を持たないで生きてきた。雅楽師の道を選んだのは19歳の頃。みんなも、夢に向かって進むと思うが、その途中でいろんな方向から誘いがあると思う。寄り道してもいいし、後戻りしてもいいと思う。その時間は自分が何かをした時間。」と語り、これから社会に出て行く生徒へアドバイスをくれました。
お帰りの際には、本校生徒制作の歓迎ボードに、ご自身のサインを直筆くださいました。