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2022年9月の記事一覧

海洋教育検証実験

海洋教育検証実験

9月16日(金)には、これまで調査研究してきた「マイクロプラスチック」について、西表島で採れた地魚の体内に存在しているのか調べるため解剖作業をしました。魚の種類はミジュン(和名:みずん)とコウフ(和名:せだかくろさぎ)を主体に捌きましたが小魚だったせいかマイクロプラスチックらしき物体を確認することは難しかったようです。しかし、生徒の振り返りシートから「大きい魚の中にはマイクロプラスチックはどれくらいあるのか?」「マイクロプラスチックはサンゴにどのような影響を与えているのか?」「海洋問題はどうしたら解決できるのだろう?」と言った疑問点が寄せられました。また、これまで学習してきた成果をどのように情報発信していくのかについては「
海洋ごみ問題等について地元住民や観光客に知ってもらうためポスターやパンフレットを作成し広く周知する」「SNSやTIKTOKで分かりやすく情報発信する」等の意見が出ていました。竹富町が推進する海洋教育の学習の流れとして「つかむ=現状を考え、学習課題を決める」⇒「体験する=身近にある豊かな海やそれに育まれた文化を実際に体験する」⇒「まとめる=実際に体験したこと分かったことをまとめる」⇒「いかす=学んだことを自分の生活に活かす」⇒「ふりかえる=学んだことを振り返る」というコンセプトを基本に据えながら学びを広げていきたいと思います。今回、地魚を提供していただきました保護者の多宇則雄さんに感謝いたします。ありがとうございました!

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