2022年12月の記事一覧
竹富町海洋教育サミット開催
第2回竹富町海洋教育サミット開催
12月2日(金)に竹富町役場大会議室で2022年度「竹富町海洋教育サミット」が開催され、町内7校の児童生徒が各学校や地域で取り組んできた活動の様子や学習成果を発表し合いました。本校は生徒会主催のビーチクリーン活動と併せてマイクリプラスチックの定点採取を試みたところ大量の海洋ゴミが大きな問題だと気づき探求的に学ぶ生徒会✕海洋教育がスターとしました。①「西表島の魚貝類を解剖し、どれくらいマイクロプラスチックを食べているのか?」、②「サンゴにマイクロプラスチックは挟まっていないか?」との生徒達から出た問いが今年度のテーマとなりました。保護者の協力を得て地魚であるコウフ(セダカクリサギ)とミジュン(ミズン)を解剖実験したところ、ほとんどマイクロプラスチックは見つかりませんでした。しかし、捌いた魚は西表島の魚の一部にしか過ぎないため、色々な種類の魚や大きな魚はどうなんだろうという新たな疑問が生まれています。これまで、環境省国際珊瑚研究モニタリングセンターやGODAC(国際海洋環境情報センター)の方々を講師として学び世界有数の石西珊瑚群と併せて海洋ゴミの現状についての知識も仮説の検証に役立ちました。これからも、「西表島の海をどのようにして守っていくのか。自分たちにできることは何なのか」を追求し続けていくためにも、今年度の学びを四コマ漫画とパンフレットにまとめ地元観光地や公民館・町役場に置いてもらう予定です。私はオンラインで視聴していましたが発表した3年生、とても素晴らしかったです。また、後半のグループディスカッションでも大原中の生徒が積極的に発言し、会場を盛り上げていました。海洋教育サミットに参加した3年生全員と、海洋教育担当の浜崎俊介先生、引率の河野崇先生、そしてプレゼン作成から発表原稿に携わった生徒会顧問の波照間碧先生に感謝申し上げます。みーふぁいゆー!
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