2023年度
第8回校内研修会
第8回校内研修会
10月4日(水)の5校時に中村千春先生による1年生英語の研究授業がありました。導入のwarm-upではグループ毎にオンラインでつないだALTへ質問したりintroductionでは食事やスポーツなど身近な例をあげ「どちらが好みかを尋ねたり、答える」形式で、コミュニケーションをとりながら生徒の興味関心を喚起していました。展開では「which do you like A or B 」のオリジナル質問を各自で2つ考えワークシートに記入した後、クラスメート全員とインタビューする活動がありました。JETは生徒同士が質問し合う場面を巡回し、できている生徒にvey goodとすかさず賞賛する言葉がけをしていました。併せて躓いている生徒へはフォローしながら支援していました。終末では2名の生徒が作成した例文を提示し、全体で学習のまとめ・振り返りを行っていました。6校時は授業研究会で2グループに分かれて意見交換しました。①他者と関わりながら楽しく英語を学んでいた。②効果的にICTを活用し、生徒の興味関心を喚起していた。③ALTと連携し、英会話を楽しんでいた。④学習規律に基づいた支持的風土がった。⑤生徒の主体的な活動が随所に盛り込まれていた。等々の意見が出ていました。八重山教育事務所の西原恵指導主事からは、県の施策から授業改善に関する基本的事項の確認と自学自習力を高める先進校の取組紹介があり、とても参考になりました。「第8回校内研修会」の企画運営並びに研究授業をした中村千春先生お疲れ様でした。また、本研修会に際しまして具体的なアドバイをいただきました西原恵指導主事ありがとうございました。
2年生1分間スピーチ
2年AB1分間SP
本校では特色ある教育活動の1として「1分間スピーチ」を実施しています。ねらいとして①自己主張力を高め他者理解の場にする。②家庭・学校・地域生活に関し考える機会にする。③人前での話し方や礼儀作法を身に着けさせる場にする。ことを念頭に取り組んでいます。スピーチの内容は日常生活の中で気になったことや興味のある話題など自分の考えを1分間でまとめ原稿を見ずに全生徒・職員の前で話します。10月4日(水)は2年生Aの生徒が発表し10月5日(木)には2年生Bの生徒が発表しました。1日目は①浅田璃亜南さん(あなたはモチベーションをどうやって上げる?)②金田八咲さん(ドラえもんの最強の道具)③金城十羽さん(山の生きものたち)、④玉元愛紗さん(目を覚ますこと)⑤望月晴海さん(バナナの保存方法について)でした。テーマを選んだ理由や体験を織り交ぜた説明など良くまとめられていました。コメンテータの高原直樹教頭先生からは「発表する際は、聞く人の立場になって目を見て話す。大きな声でゆっくり話すと聞きやすい。ドキドキするがやり切ることが成長につながる。」等のアドバイスがありました。2日目は①大嶺琉美さん(末っ子の特徴について)②亀井勇汰さん(ドラフト会議について)③多宇虹南さん(疲れをとる方法)④遠山翔馬さん(ルービックキューブについて)⑤横目珠子さん(音楽を聴くメリットとデメリット)でした。過去の記録や最新の情報を取り入れ良くまとめられていました。コメンテータの喜友名恵先生は「¨末っ子の特徴¨のテーマに触れ、兄弟姉妹の中で生まれた順番で性格の特徴や傾向の違いについて分かりやすく説明」してくれました。今回は2年生の1分間スピーチでしたが、発表者一人一人が個性的なテーマで創意工夫がありました。また、質問者も真剣に聴いているからこそ適切な問いがありました。この経験を活かし自己表現力の向上や他者理解力を高めるようにしてください!!事前指導をしてくれた国語科の平安山陽一先生ありがとうございました!
★10月4日(水)2年生A
★10月5日(木)2年生B
第45回八重山中学校陸上競技大会
地区陸上競技大会
10月1日(日)に「第45回八重山中学校陸上競技大会」が石垣市中央運動公園を会場に開催されました。石垣市、竹富町、与那国町の八重山郡18校から493の中学生が競い合いトラック競技、フィールド競技ともに白熱した陸上競技大会でした。自己ベストを更新し目標達成した選手、緊張感から力を発揮できなかったが頑張った選手と様々だと思いますが、本番で「ここぞ!」と言う場面で力を発揮できた選手は何が違うのか・・・?生徒の皆さんは自分自身を振り返る良い機会にしてほしいと思います。いずれにしましても、各々が精一杯取り組んだ分だけ心身ともに成長できた陸上競技大会ではなかったかと思います。生徒の皆さんは今回の経験を今後の学校生活に生かしてほしいと思います。大原中の結果としましては男子が7位、女子が5位で総合成績が5位と大健闘でした。大規模校が上位を占めるなかで小規模校の活躍も光りました。八重山地区を代表して県大会に出場予定生徒は毛利隼人(共通男子ハードル2位)、浅田璃梨亜(共通女子砲丸投げ2位)西大舛希里(女子リレー)、横目珠子(女子リレー)の4名です。10月14日(土)に開催される県大会では自己ベスト目指し頑張ってください!!
(トラック競技)
(フィールド競技)
(控えテント・昼食)
表彰
社会で活躍する方々による進路講演会
進路講演会
本校では「①将来に対する夢や希望を持ち、目標に向かって努力する態度を身に付けさせる。②成就感、達成感を味わわせ、学校生活への意欲の向上を図る。③卒業時の進路選択のより一層の適正化を図る」ことをねらいとし、毎年、「進路講演会」を開催しています。今年度は義肢装具士の赤田晋一さんとアートディレクターの石垣大輔さんを講師に様々なエピソードを織り交ぜながら話していただきました。前半は赤田晋一さんが担当し、義肢装具士の役割や業務内容の説明から義足、義手、サポータ、コルセット等の装具開発を担い、お客様のニーズに寄り添い身体的なハンディを補うお仕事をされているとのことでした。進路面では那覇国際高校の1期生で現在は福祉関連の専門学校で講師をなさっているようですが、大学受験の失敗談を織り交ぜながら挑戦することの大切さを「とりあえず、やってみよう!」「やりたいことはすべてやれ、すべてはのちについてくる」という言葉をプレゼントしてくれました。後半は石垣大輔さんが担当し、アートディレクターとして、Bリーグで全国制覇した琉球ゴールデンキングスと沖縄ファミリーマートのコラボプロモーションのオリジナルポスターやオリオンビール関連の缶パッケージデザイン、A&Wのポスター(バーガー、ルートビア、オニオンリング)等、その他多数のグラフィック広告デザインを手がけ、県内で多くの広告賞を得ていることが分かりました。進路面では大学や専門学校には進学せずアルバイトを続けながら独学でデザインを学び、就職後も3年間は雑用等の下積みを重ね地道にデザインの道を探求してきたそうです。自分が好きなことを「やり続ける。諦めない!」という言葉をプレゼントしてくれした。お二人に共通して言えることは「自分の仕事に誇りを持ち楽しみながら夢を追い続けている」と言うことです。質疑応答の時間ではたくさんの質問が飛び交いとても充実した進路講演会でした。お二人とも3年担任の浜崎俊介先生の幼なじみで、今回の講師をしていただきました。赤田晋一さん、石垣大輔さん素晴らしい進路講演会、ありがとうございました!!写真と全生徒のワークシートを掲載します。ご覧ください!
★生徒ワークシート 進路講演会ワークシート感想(全学年分).pdf
放課後補習指導の取組
放課後補習指導の取組
本校では「個々の生徒の学習課題を確認し、基礎学力に確実な定着とそれに向けた学習支援を行う」ことを目的に定期的に放課後の時間を利用し補習指導を行っています。9月28日(木)には数学の補習で初級、中級、上級クラスに分かれてドリル形式の10問程度の問題を解き、全問正解したら合格とし、次の級にチャレンジする仕組みで行っています。発展的な学習活動として当該学年程度の問題をクリアした生徒は更に上のチャレンジします。解答、採点、指導は先生方で協力して行っています。ジンブンを付けよう!!
地区陸上競技大会に向けて
地区陸上競技大会に向けて
9月28日(木)の放課後に地区陸上競技大会に向けて留意事項の確認とゼッケン配布がありました。大会参加の確認事項を体育主任の普久原卓林先生が行い、移動手段、宿泊、事前準備、本番当日等について1つ1つ確認していました。ゼッケンを受け取った選手達は「やるしかない!」という髙原教頭先生の言葉を胸に静かな闘志を燃やしていました。
1年体験シュノーケリング
1年体験シュノーケリング
海洋教育「結ぬ海科」の一環で「1年体験シュノーケリング」を9月28日(木)に実施しました。当初の計画では新城島(通称パナリ島)近くで実施予定でしたが悪天候のため西部の「星砂の浜」にて行いました。ツアーガイドを元PTA会長の佐藤剛さんにお願いし、海中の珊瑚や熱帯魚を直に観察することができました。
第7回校内研修会
第7回校内研修会
今年度の研究テーマを「主体的・対話的で深い学びを実現する指導の工夫~他者と関わりながら問いが生まれる授業づくりを通して~」とし、9月27日(水)に「第7回校内研修会」を開催しました。その日の5校時には授業実践があり、1年生数学では稲福愛良先生が「人数と時間の関係を考える」身近な事例を挙げ関数関係の授業を、2年生音楽では本原琴美先生が「いつかこの涙が」の混声三部合唱音楽の授業を公開し研究授業を行いました。6校時は2グループに分かれて授業参観チェックシートを活用し①良かった面、②課題と思われる面について意見交換しました。次に前期に実施した生徒質問紙調査から見えてきた課題として「家で自ら計画を立てて勉強している」について改善するための手立てについて皆で議論した結果、毎時間の授業の終末で疑問点や課題点を家庭学習につなげる工夫をしようということになりました。つまり、授業で学んだ学習内容と家庭学習の往還で課題改善に取り組んでいきます。
(1年数学:稲福愛良先生)
(2年音楽:本原琴美先生)
授業研究会
令和5年度キビ植え(取り)体験学習
キビ植え(取り)体験学習
本校の特色ある教育活動の1つにキビ刈り体験学習があります。西表東部地区ではキビづくりが基幹産業となっており、12月初旬から5月初旬までの約5ヶ月間は精糖期で各キビ畑では盛んにキビ収穫作業が行われています。この時期は東部地区にある西表糖業では24時間フル回転で繁忙期に入ります。9月22日(金)の午前中には、全校生徒、職員、保護者で来年度収穫するためキビの植え付け作業を行いました。キビの種は豊原地区にある福地徳幸さんの畑から提供していただき、植え付けした畑は西大舛高均さんに提供していただきました。昨日から別のキビ畑の植え付け作業や早朝から作業に従事していただきましたPTA関係者の皆様並びにPTA会長の谷口恵治さん事業委員長の池原秀幸さんをはじめ、協力していただきましたPTA各位に心から感謝申し上げます。気分不良者(熱中症等)や怪我人もなく無事に「キビ植え(取り)体験学習」を終えることができました。ありがとうございました!!
大麻等薬物乱用防止に関する特設授業
大麻に関する特設授業
9月21日(木)の1校時に本校ランチルームにおいて「大麻等薬物乱用防止に関する特設授業」を実施しました。授業者は体育科の普久原卓林先生で合同保健授業の形態で行い「大麻について正しい情報を学び、大麻を使用しない強い意思を持たせる」ことを本時のねらいとし授業実践しました。導入では芸能界やスポーツ界で活躍し著名な人でも薬物に手を出してしまった事案や幻覚や妄想といった薬物害について分かりやすい説明がありました。また、大人を含め青少年が大麻や覚醒剤使用で検挙された数を経年比較できるクラフを提示し、大麻での検挙者が低年齢化していることを知りました。次に校長が、県内の中学生が大麻所持で逮捕された経緯と「半嶺満教育長メッセージ」を読み上げ「薬物はダメ!ゼッタイ!」という認識を皆で確認しました。展開では、政府インターネットTVから「宇賀なつみのそこ教えて!間違った情報に注意!大麻の本当の恐ろしさ」を皆で視聴し、終末では、本時のまとめ振り返りを行い、ワークシートの記入とともに、各学年代表生徒が感想を発表し合いました。写真と各学年代表のワークシートを掲載します。ご覧ください。
★生徒ワークシート 薬物ワークシート.pdf