日誌

2022年11月の記事一覧

幼児施設への訪問実習

幼児施設への訪問実習

11月15日(火)に「幼児施設への訪問実習」を行いました。家庭科の授業で作成した手づくりおもちゃを持参し
竹富町立大富保育園を出向き保育園児と触れ合いを通して楽しく交流しました。担当の伊良波千春先生によると、上條紘人くんと、上原琉輝くんが絵本の読み聞かせを行い保育園児も真剣に聞いていたようです。有意義な訪問実習ができました!







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大富入植70周年記念祭

大富入植70周年記念祭

11月12日(土)は西表島東部に位置する大富地域において「大富入植70周年記念祭」が執り行われました。この日は朝早くから集落の「生命の水」であり干ばつでも枯れることなく古より生活用水として重宝されている「天の川」と「大富川」の記念碑建立除幕式及び参拝が行われました。竹盛洋一さんの進行で儀式が進められ、大嶺誠公民館長が水神への感謝の儀を述べました。
「天の川記念碑文」 =古の 命をつなぐ天の川 未開地拓く 明日への力=
この泉は、かつては川へと注ぎ、干ばつでもかれることがなく、水を求める船 新城島、黒島の人々、波照間島の神事にも供された。古より幾多の村々がマラリアに没したが1952年8月大富集落の礎、仲間開拓団派遣隊が河口ジャングルに挑んだ。入植者達は、この泉を命の水として苦難の新天地開拓を成し遂げた。恵みの水を神川(かみがー)とも呼んだが天の川の名で親しまれ、新年と大富入植祭には住民が感謝の祈願を捧げている。 2022年1月12日 ー祈念石碑よりー



「大富川記念碑文」
大富入植の翌年、1953年6月、大ガジュマル木の湧き水を、集落の水場に整備した。住民総出で砂を運びバラスを砕き、貴重なセメントで貯水建屋と水槽を造り上げた。三槽を洗い物で使い分け、種籾も浸した。赤ん坊と洗濯物を抱えた女たち、水遊びの子供達、労働の汗を流す人々で賑わった。切り株だらけの、でこぼこ道を運ぶ水汲みは、女や子供だけには大変な仕事であった。開拓者の暮らしと和衷協力の心を伝える大富の歴史遺産であり天の川と共に、感謝を捧げている。2022年11月12日 ー記念碑よりー



記念式典:9:00~12:00 大富公民館に於いて
小雨がぱらつく中、大富入植70周年記念式典1部が午前9時より大富公民館で行われました。開会の言葉や物故者への黙祷の後、期成会事務局の竹盛洋一さんから記念事業活動報告があり式典・祝賀会の準備、資金造成、石碑の建立、獅子頭の新造、記念誌作成等々、本番に至るまでの説明がありました。平良章
期生会長から式辞があり、前泊正人町長と佐事安弘教育長から祝辞を頂き、最後に感謝状授与がありました。授与式では開拓者1世、高額篤志者(会社・個人)歴代公民館長、功労者など、多くの方々が受賞しました。閉会の言葉を大嶺誠期成会副会長が述べました。後半の2部では大富集落の伝統芸能が披露されました。昼食は大富公民館にて山羊汁と猪汁が振る舞われ、皆で美味しく頂きました。



第2部 伝統芸能(旗頭興し「花鳥風月」「和衷協同」・大富音頭、大富賛歌巻踊り・獅子舞)





記念祝賀会13:30~17:00 大原中体育館に於いて
座開きでは期成会・公民館役員によるかぎやで風で幕を開け、関係者のあいさつに続き、入植者代表の佐事昇さんが乾杯の音頭をとりました。第1部の民謡ショーでは地元出身での民謡歌手として活躍している早田恵美さんが八重山民謡や独自の曲を披露し会場を沸かせました。また、子ども会(小学生・エイサー、中学生・ダンス)、老人会(19の春)、鳩間節(金城茂)、婦人会(大富口説)、大原中職員クラブ(環境整備ダンス)、大富さんしんの会(センスル節)、壮年会(満月太鼓囃子)の余興で盛り上がりました。第2部の民ショーでは早田恵美さんが、軽快なトークを交え、数々の有名な民謡を奏でて、最後はカチャーシーで会場が一体となり祝賀会は終演しました。楽しい舞台演出と美味しいごちそうと弾む会話で記念祝賀会は大盛り上がりでした。「和衷協力」の気概で、大富地域がこれからも発展し続けるイベントでした。ありがとうございました!










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生徒会役員選挙

生徒会役員選挙

本校では、生徒会活動の捉え方として「生徒集団の自治的な活動を通して、学校生活を明るく有意義で規律あるものにするため、創造的な実践活動を主体的に展開していく組織活動」として、学校教育計画に定めています。大原中学校の特色として全校生徒が主体的に行っている生徒会活動があります。生徒会長を中心に執行部と各種専門委員会・各学級が有機的に連動して異学年縦割活動を日常的に行っています。次年度に向けて、そのリーダーを決める「生徒会役員選挙」について11月9日(水)の全体朝会で選挙管理委員会から説明がありました。はじめに、生徒会長の金田八笑さんからあいさつがあり、その後選挙管理委員の上原葉くんから実施要項に沿って選挙までの流れや立候補者に関する説明があり、選挙管理委員長の上原秋花さんから改めて生徒会活動の意義や目的について話があり「自分たちで大原中学校の良き校風を創っていこう」という気概を感じました。委員の亀井勇汰くんもスムーズに司会を務めました。12月9日(金)が投票日です!写真と併せて実施要項も掲載します。



★令和4年度生徒会役員選挙実施要項 
○生徒会朝会 レジュメ.pdf
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2学期ボランティア清掃(ビーチクリーン活動)

2学期ボランティア清掃(ビーチクリーン活動)

11月8日(火)に2学期ボランティア清掃として、ビーチクリーン活動を仲間崎海岸で行いました。
海洋教育の視点を踏まえ今回の活動目的として、①海岸の様子を自身の目で確認することで、西表島の漂着ゴミの実情を把握する(海に親しむ)。②漂着ゴミの種類を調べ、自然環境や私生活への影響を考え、島外から西表島へとたどり着くルートを自然要因・人的要因の視点から理解する(海を知る)。③海などの自然環境や生態系、人間の安全な生活を守るために自分に出来ることを考え、計画を立てる(海を守る)。④学んだことを実生活へ活かし、実際に行動する(海を活用する)。ことです。現地では5つの班に分かれ1班から4班までは清掃をし、5班はマイクロプラスチックを採取する活動をしました。拾ったゴミは分別し種類ごとに仕分けを行いトン袋にまとめました。活動終了後は学校に戻り、終了式では各学年代表生徒が感想を述べ、生徒会執行部の多宇志琉くんが活動の振り返りを行いました。生徒の感想として、1年生の望月晴海くんは「今回のボランティア清掃で最初見たときはゴミは少ないじゃんと思ったけど、アダンの奥に入るといっぱいゴミがありました。例年、発泡スチロールは少ないけど今回は大きい物や小さい物も多かったです。今回は真面目に取り組んでたくさんのゴミを拾うことができました。これからも、たくさんゴミを拾って何処よりもキレイな西表島にしたいです。」と感想を綴りました。昨年に続き、生徒会ボランティア活動として企画立案してくれた波照間碧先生と生徒会執行部の皆さん、そして、ビーチクリーン活動に参加した皆さん、お疲れ様でした!写真と実施要項を掲載します。ご覧ください! 







★ボランティア清掃~ビーチクリーン活動~ ①【11月】ボランティア清掃(仲間岬).pdf


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教育行政による授業力向上訪問

教育行政による授業力向上訪問

11月7日(月)の午前中に八重山教育事務所主催の「授業力向上訪問」がありました。八重山教育事務所からは宮良健指導班長、伊志嶺安威主任指導主事、マックマイケル留美子指導主事、佐渡山圭吾指導主事、宮良知博指導主事、半嶺当陽指導主事、竹富町教育委員会から前泊竹孝主幹の計7名の教育行政関係者が本校を訪れました。1年生の英語は伊良波千春先生が「School life in the USA」の単元で、2年生の数学は稲嶺愛良先生が「平行と合同」の単元で、3年生の体育では普久原卓林先生が「器械運動・マット運動」の単元で授業実践しました。全ての教科で共通して言えることは、「学びに向かう姿勢が整い、どの生徒も主体的に授業に参加している」ということでした。また、学習環境(生徒の頑張りが見える掲示物、行き届いている整理整頓)や学び合い教え合いの活動が充実しているとお褒めの言葉を頂きました。大原中の生徒が日々成長し、学校全体が日々進化し続けられる学校づくりを目指していきます。宮良健指導班長をはじめ各指導主事から頂きました指導助言を今後の授業改善・学校改善に活かしていきたいと思います。ありがとうございました!いっぺーにふぇーでーびる!みーふぁいゆー!



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古見岳登山

古見岳登山(西表島最強の低山)

11月3日(木)に西表島で一番高い「古見岳登山」を行いました。本校では「郷土の自然に親しみ、郷土を知り、郷土に誇りを持つ生徒の育成」を目標に掲げ、大原中学校三大行事として「西表島横断」「古見岳登山」「仲間川筏下り」を3年サイクルで実施しております。今年は「古見岳登山」の年で国定公園に指定されている古見岳の雄大な自然に親しみ、生まれ育った郷土への愛郷心を育むとともに体験的な活動を通して将来の社会生活に役立てることをねらいとし、事前学習を重ね、本番に挑みました。数日前からの大雨で古見岳の状況が心配でしたが、専門ガイドの金田克己さん(元PTA会長)が直前まで現場視察を入念に行い実施することができました。生徒、保護者、教職員、関係者(ガイド、環境省、林野庁)が7つのグループにわかれ、総勢76人で古見岳登山に挑み全員踏破することができました!長雨続きで山道が泥濘み、足下が悪い中でしたが
10時間かけて、無事に全員ゴールしました。生徒の皆さんは、今回の古見岳登山を通して、大いなる達成感とともに困難な出来事に直面しても「乗り越えていく逞しさ」と何事にもチャレンジしていく「自信と誇り」を糧とし頑張ってほしいと思います。ご協力くださいました関係各位すべての皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました!(写真は各班ごとに掲載します。古見岳登山実施要項&しおりも併せて掲載します。)
1班




2班



3班




4班




5班




6班



7班



全体写真


★古見岳登山実施要項&しおり ★R4古見岳登山のしおり.pdf
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地震津波避難訓練

地震津波避難訓練

11月2日(水)には「令和4年度地震津波避難訓練」を実施しました。この日は沖縄県広域で同時刻に避難訓練が計画され、災害想定として午前10時00分、沖縄県全域で強い揺れを観測。午前10時03分に、沖縄県全域に「大津波警報」が発表されたとして緊急速報メールにより通知し訓練を開始する予定でしたが、八重山地方では大雨注意報が出ていたため合同地域訓練が中止となり学校内での避難訓練に切り替えました。
校内では、同時刻に校内放送を使い地震発生を想定した訓練を実施しました。生徒達は各教室から救命胴衣で頭を守りながら、教師の指示に従い避難しました。後半は、体育館にて東日本大震災から学ぶ映像を活用し、養護教諭の新城美実先生から避難時の留意事項等いざという時に迅速に行動できるよう安全学習をしました。大富消防分団から金盛美文団長、奥村達夫副団長、嘉本祥司隊員にお越し頂きました。日頃から「自分の命は自分で守る」ことを意識しながらあらゆる災害に備えましょう!




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2学期お弁当の日

2学期お弁当の日

11月1日(火)は「2学期お弁当の日」で、家族と一緒にバランスの良い献立を考え、親子でお弁当づくりにチャレンジしました。今回のテーマは「これが故郷(ふるさと)の味 沖縄ハイサイ弁当」とし、各家庭で工夫を凝らしたオリジナル弁当でした。通常はランチルームで昼食を摂るのですが、今回は各教室でのお弁当会でした。会食前にお互いのお弁当を鑑賞しながら担任、副担任と一緒に楽しく頂きました。沖縄そば、ゴーヤーチャンプルー、豆腐チャンプルー、フーチャンプルー、タコス、ニンジンしりしりーとバリエーションに富んだウチナー料理が勢揃い!各学年別に写真を掲載します。ご覧ください!!

1学年(担任:浜崎俊介先生、副担任:伊良波千春先生)








2学年(担任:稲福愛良先生、副担任:普久原卓林先生)









3学年(担任:河野崇先生、副担任:波照間碧先生)








職員室
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心肺蘇生法講習会

心肺蘇生法講習会

10月28日(金)に日本救急システム株式会社(JENS)沖縄支部の救命救急士の長谷川汐里さん、佐藤作美さん、門脇礁汰さんをお招きして「心肺蘇生法講習会」を行いました。何らかの原因で心停止
状態(心臓から全身に十分な血液が届かない状態)や心室細動(心臓が通常の動きでなく細かく動いている状態)の人を発見したら、胸骨圧迫を行うことを学びました。ポイントとして、両方の掌を交互に組み重ねた両手で①強く(深さ5㎝)②速く(1分間に100回~)③押したら元の位置に戻す④絶え間なく(交代しながら続ける)ということでした。演習では「倒れている人を発見」すると①身の回りの安全確認②声をかけ、反応確認③応援要請(・AEDを持ってくる人、・119番に連絡する人、・手伝う人を探す人)④胸骨圧迫⑤AED操作の順で役割分担しながら行いました。心停止状態(心臓から全身に十分な血液が届かない状態)で救急搬送される人数は1年間で125,928人いるようで1日に換算すると約340人が全国の何処かで搬送されているということです。ですから、何時、何処で心停止状態の方に遭遇するか分かりません。もしも、心停止状態の方に出くわしたら今日の講習会で学んだ知識や技能を迷わずに発揮してほしいと思います。後半は、数日後に迫った古見岳登山で起きやすい熱中症や怪我の予防と対応について学びました。質疑応答では多くの生徒から質問が飛び交い、関心の高さを垣間見ることができました。救命救急士の長谷川さん、佐藤さん、門脇さん実践的な講習会ありがとうございました!




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